親ロシア派指導者ウクライナ東部からの住民避難発表[2022/02/19 03:33]

 ウクライナ東部を実効支配する親ロシア派が住民をロシアに避難させると発表しました。ウクライナ軍による攻撃を理由にしていますが、ウクライナ側は否定しています。

 ウクライナ東部のドネツクを実効支配する親ロシア派武装勢力の指導者プシーリン氏は18日、周辺での攻撃が激しくなっていることを理由に住民をロシアへ避難させると発表しました。

 さらに、ウクライナのゼレンスキー大統領が攻撃を命令していると主張しています。

 これに対しウクライナ政府は攻撃の事実を否定し、今後も計画していないと強調しました。

 ウクライナ東部では17日以降、交戦の激しさが急激に増しています。

 ロシア軍がロシア系住民の保護を口実として侵攻を始める懸念も高まっています。

こちらも読まれています