ウクライナ大統領 ロシアとの国交断絶を検討[2022/02/23 06:20]

 ロシアがウクライナ東部の親ロシア派地域の独立を承認したことに対して、ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアとの国交断絶を検討していると明らかにしました。

 ゼレンスキー大統領は22日、記者会見で「国土への攻撃が起きているのは間違いない」と述べ、ロシアとの国交断絶を検討すると明らかにしました。

 「戦争はないと信じている」とも語り、「対話を続けていく」と外交を通じた交渉も引き続き進めていく考えも示しました。

 ロシアのプーチン大統領は22日、親ロシア派が実効支配するウクライナ東部の2つの地域の「人民共和国」の独立を承認する大統領令に署名しました。

 ロシアの上院はプーチン大統領の要請を受ける形で国外への軍の派遣を認め、情勢は緊迫の一途をたどっています。

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