23日、韓国軍が長距離地対空ミサイルの発射実験を行ったと複数の韓国メディアが報じました。今後、北朝鮮が何らかの対抗措置に出る可能性もあります。
韓国の連合ニュースなどによりますと、韓国軍は23日、西部・忠清(チュンチョン)南道でミサイル防衛の主力となる長距離地対空ミサイルの試射に成功したということです。
このミサイルは高度50キロ程度で飛来する北朝鮮の弾道ミサイルを迎撃するためのもので、実践配備されればアメリカの地上配備型ミサイル迎撃システム「THAAD」とともに対北朝鮮防衛の要となります。
また、報道によりますと、韓国軍は同時実施したイスラエルと同じ方式の「韓国版アイアンドーム」と呼ばれる迎撃システムの実験にも成功したということです。
実験の成功を受け、今後、北朝鮮がミサイル発射などの対応措置に出る可能性もあります。
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