アメリカのバイデン大統領は、連邦最高裁判事にアメリカ史上初となる黒人女性を指名すると発表しました。
最高裁判事に指名されたのは、首都ワシントンの連邦控訴裁判所の判事、ケタンジ・ブラウン・ジャクソン氏(51)です。
ジャクソン氏は、引退を発表しているリベラル派の重鎮、スティーブン・ブライヤー氏(83)の後任で、議会上院で承認されれば黒人女性として史上初の最高裁判事となります。
9人で構成される最高裁判事は現在、保守派が6人、リベラル派が3人でジャクソン氏はブライヤー氏と同様、リベラル派に位置付けられています。
バイデン政権はジャクソン氏の指名で黒人の有権者やリベラル派の支持者層の拡大につなげたい考えです。
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