憲法改正でロシアの核兵器配備可能に ベラルーシ[2022/02/28 17:32]

 ウクライナの隣国ベラルーシで、憲法改正の是非を問う国民投票が行われ、「領土を非核地帯とする」との憲法の条文が削除されることになりました。

 ロシアのタス通信は、ロシアと協力関係にあるベラルーシで27日、憲法改正の是非を問う国民投票が行われ、賛成多数で承認されたと明らかにしました。

 新しい憲法では、「自国領を非核地帯とし、中立国を目指す」との現行の条文が削除され、ベラルーシにロシアの核兵器を配備することが可能になります。

 また、大統領の任期制限に関する規定を変更し、ルカシェンコ大統領の2035年までの続投が可能になりました。

 ウクライナへの侵攻で、ロシア軍はベラルーシからも軍事作戦を展開しています。

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