ロシアがウクライナ侵攻に踏み切らないよう事前にアメリカが説得を依頼したものの中国側が拒否していたとの報道に対し、中国政府は「事実と異なる」と反発しました。
ニューヨークタイムズは25日、ロシアがウクライナに侵攻する3カ月前からバイデン政権の高官が中国政府の高官と複数回会談しロシアの説得を依頼していたと報じました。
中国側は侵攻の可能性に疑問を呈したうえで、アメリカの機密情報をロシア側に提供していたということです。
これに対し、中国外務省は28日の会見で「アメリカが事実と異なる情報をでっち上げ中国のイメージを損なうことに断固反対する」と反発しました。
ただ、具体的にどのように「事実と異なる」のかは説明しませんでした。
また、「中国は一貫して平和と協力、公平と正義の側に立っている」と主張し、「各国は中国とともに情勢の鎮静化に努めてほしい」と述べました。
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