ロシア非難決議案を「棄権」の理由 中国政府が説明[2022/03/05 00:39]

 中国政府は、国連総会でロシア非難決議案の採択を棄権したことについて「事前に十分な協議がなかった」などと主張しました。

 中国外務省は3日の会見でロシア非難決議案に棄権したことについて「事前に全加盟国による十分な協議がなく、危機の背後にある歴史的な経緯について全面的な検討がない」などと説明し、遺憾だとしました。

 そのうえで「中国の立場と合致せず棄権票を投じざるを得なかった」と述べました。

 一方で、関係各国に「対話と協議を通じた解決を促す」と呼び掛け、中国政府は建設的な役割りを果たすと強調しました。

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