ロシアでウクライナ侵攻に反対する報道を事実上、全面的に禁止する法案が成立したことを受け、アメリカ政府はロシア政府の取り組みを非難しました。
ロシアでは4日、ウクライナでの戦況に関する批判的な報道を実質的に禁じる法案が成立し、アメリカのCNNがロシアでの放送を一時停止するなど、メディアの報道活動に影響が広がっています。
こうした事態を受け、アメリカの国家安全保障会議は5日の声明で、「ロシア政府による嘘の宣伝と真実を隠蔽する取り組みは国際社会によって拒絶されている」と非難しました。
そのうえで、「我々は志を同じくするすべてのパートナーと協力し、ウクライナの主権と国民、そしてプーチンの戦争に反対する何千人ものロシア国民とともに立ち上がる」と強調しました。
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