キエフ近郊のパン工場に空爆 少なくとも13人死亡[2022/03/08 03:48]

 ウクライナの首都キエフ近郊のパン工場が空爆され、少なくとも13人が死亡しました。死傷者はさらに増える恐れがあります。

 ロイター通信によりますと7日、ウクライナの首都キエフ近郊のマカリブにあるパン工場が空爆され、少なくとも13人の市民が死亡しました。

 5人が救出されましたが、攻撃の前に、工場にはおよそ30人がいたとみられ、死傷者はさらに増える恐れがあります。

 一方、OHCHR=国連人権高等弁務官事務所は7日、ロシアの侵攻が始まった2月24日から3月6日までにウクライナで406人の民間人が死亡したと発表しました。

 そのうち27人が子どもだということです。

 また、801人がけがをしました。

 激しい戦闘が続いている地域では確認作業に時間がかかっているためOHCHRは、実際の数字はこれよりもかなり高いとみています。

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