アメリカ旅客機大手のボーイングは、ウクライナ侵攻を受けロシアからのジェット機製造に必要なチタンの調達を停止しました。
ブルームバーグによりますと、ボーイングは7日、ジェット機の製造に必要なチタンについて、ロシアからの購入を停止したと明らかにしました。
これまでは製造に必要なチタンの3分の1をロシアから調達していましたが、ボーイング幹部は「在庫が十分にあり、供給源は多様なので生産に問題はない」としています。
ボーイングはすでにロシアの航空会社に対し、部品やメンテナンスのサポートを取りやめるなど、ロシア国内での主要な事業を全て停止しています。
同じく大手のエアバスもモスクワでの操業を停止していて、ロシアの航空業界は孤立を深めています。
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