アメリカ国防総省の高官は、ウクライナの首都キエフに迫るロシア軍について、「まだ市街地には近付いていない」との分析結果を明らかにしました。
国防総省の高官によりますと、北から首都キエフに迫るロシア軍は依然として停滞し、東から迫る部隊についても60キロほど離れていて、「まだ市街地に近付いていない」と明らかにしました。
一方、ウクライナ南東部のマリウポリはロシア軍によって孤立化し、さらに南部の港湾都市オデッサでは、「ロシア軍が陸側から攻撃しようとしている」との見方を示しています。
ロシア軍はこれまでに670発近くのミサイルを発射し、民間人がいる地域を定期的に攻撃していると指摘する一方、「ロシアが国内の別の地域から新たな部隊を追加投入する兆候は見られない」としています。
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