チェルノブイリ原発の使用済み核燃料は電源供給なしで熱除去可能 IAEA[2022/03/09 23:02]

 ウクライナのチェルノブイリ原発の電源喪失について、IAEA=国際原子力機関は、「安全性に重大な影響を与えないとみている」とツイッターに投稿しました。

 IAEAはウクライナ側からすでに報告を受けていると明らかにしたうえで、使用済み核燃料を保管しているプールには冷却に十分な量の水があるなどとして電源を失った状態でも核燃料の熱を除去できるとの見方を示しました。

 チェルノブイリ原発の電力を巡ってはウクライナの国営電力会社はロシア軍の侵攻により送電網から切り離され、発電所に電力が供給されていない状態だと明らかにしていました。

 クレバ外相は早急な停戦と復旧作業を国際社会がロシアに迫るよう訴えています。

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