中国軍が日米をけん制 騒ぐほど我々は強硬に[2022/03/10 23:35]

 中国で開催されている全人代(全国人民代表大会)で、人民解放軍の報道官は台湾問題について「日米が騒げば騒ぐほど我々は強硬になる」と牽制(けんせい)しました。

 全人代に参加する人民解放軍と武装警察の代表団の報道官は9日、台湾問題に触れて「アメリカと日本は台湾カードを切り、台湾を利用して中国を抑え込もうとしている」との主張を展開しました。

 そのうえで、日米に対して「騒げば騒ぐほど我々の主権と領土を守る行動は強硬になる」と牽制しました。

 一方、増加が続く国防予算については武器の近代化などが主な使い道だと説明し、「複雑な安全保障上の試練に対応するために必要だ」と強調しました。

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