ロシア当局「インスタグラム」も遮断へ　「メタ」暴力的な内容の投稿を一時的容認で

　ロシアの通信規制当局はインスタグラムを遮断すると発表しました。サイトを運営するアメリカのIT大手「メタ」がロシアに対する暴力を呼び掛ける投稿を容認したことを受け、捜査も開始しました。

　「インスタグラム」の責任者のアダム・モセリ氏は「月曜日（14日）からインスタグラムはロシアで遮断される」と明らかにしました。

　インスタグラムやフェイスブックを運営するメタが「ロシアの侵略者に死を」などといった投稿を一時的に容認すると報じられたことを受け、ロシアの通信規制当局は11日、インスタグラムの遮断を発表していました。

　ロシアの当局は「ロシア市民への違法な殺害・暴力を呼び掛けていることについて、犯罪捜査が開始された」とコメントしています。

　過激派の活動を公に呼び掛けることを禁止したロシアの法律に違反する可能性があるということです。

　ロシア国内にはフェイスブックに約750万人、インスタグラムに約5080万人の登録者がいるということです。