仏独ロ会談 プーチン氏は戦争を終える意思示さず[2022/03/13 04:08]

 ロシア、フランス、ドイツの首脳による電話会談で、プーチン大統領はウクライナでの戦争を終わらせる意思を示しませんでした。

 フランス大統領府によりますと、3カ国の首脳による電話会談は12日、およそ1時間半行われました。

 マクロン大統領とショルツ首相が即時停戦を求めたものの、プーチン大統領に戦争を終わらせる意思はみられなかったということです。

 また、両首脳はウクライナ南東部の都市マリウポリについて、「人間的に耐えがたい」状況にあるとして、ロシア軍の包囲を解除するよう求めました。

 一方、ロシア大統領府によりますと、プーチン大統領はウクライナ現地の「実際の状況」としてウクライナ側が重大な人道違反を犯していると伝えたということです。

 民間人を「人間の盾」としているほか、重火器を住宅地や病院、学校のそばに配置していると訴えました。

 フランス大統領府はこうした主張を「嘘」と批判しています。

こちらも読まれています