ロシア 外国からリースの航空機 返還不要の新法[2022/03/14 22:44]

 ロシアのプーチン大統領は、ロシアの航空会社が外国企業からリース契約に基づいて借り受けている航空機について返還する必要性を否定する法案に署名しました。

 新たな法律は、ロシアの航空会社が外国企業から借り受けている航空機について、ロシアの航空会社の資産として認めると定めています。

 実質的にロシア国内におよそ700機あるとされる外国企業から借り受けた航空機について、返還の必要性がないと認定した形です。

 法律制定の理由について、ロシア大統領府は「民間航空の円滑な運行を図るため」だと説明しています。

 ロシアの航空会社を巡っては、借り受けている航空機が外国の空港で差し押さえられることなどを懸念して、今月8日からほぼすべての国際線の運航を停止しています。

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