原油13日ぶり100ドル割れ 停戦期待も[2022/03/15 06:15]

 ウクライナ情勢などを受けて高騰が続く原油価格が、13日ぶりに一時100ドルを割り込みました。ロシアとウクライナの停戦交渉へも期待感が出ています。

 14日のニューヨーク市場で、WTI原油先物の価格は、先週末から一時8%以上下落して1バレル、99ドル76セントを付けました。

 ウクライナ情勢を受けて1日に100ドルを突破し、6日には130ドル50セントを付けていました。

 100ドルを割り込むのは13日ぶりです。

 ロシアとウクライナの停戦交渉が近く合意がまとまるのではないかとの観測が広がったほか、中国の深センで新型コロナの感染拡大による都市封鎖が行われたことで原油需要が低くなるのではとの見方も売りを誘いました。

こちらも読まれています