中国大使が否定「ウクライナ侵攻は知らなかった」[2022/03/17 12:56]

 中国の駐米大使は、ロシアによるウクライナへの侵攻を中国が事前に知っていたとの報道について「全くの偽情報だ」と否定しました。

 アメリカに駐在する中国の秦剛大使は、ワシントンポストに寄稿し、ウクライナ情勢を巡る中国の立場について「誤解やデマを払拭する」と述べました。

 中国は、ロシアの侵攻を事前に把握し、北京五輪後に行動するよう求めたとの報道について「全くの偽情報だと、責任を持って皆さんにお伝えしたい」と強調しました。

 また、中国はロシアとウクライナにとって最大の貿易相手国だと指摘し「紛争は、中国にとって何のメリットもない。中国が知っていて、止めないのはあり得ない」と反論しました。

 ロシアが中国に軍事支援を要請したとの情報も「デマ」と主張しました。

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