バルト三国がロシア外交官を国外追放 ロシア外務省「対抗措置を講じる」[2022/03/19 14:35]

 バルト三国のエストニア、ラトビア、リトアニアの外務省は、それぞれの国に滞在するロシア大使館員を国外に追放したと発表しました。

 ロイター通信によりますと、リトアニアは4人、エストニアとラトビアは3人のロシア大使館員を国外に追放したと各国の外務省が明らかにしました。

 追放の理由について、ラトビアのリンケービッチ外相は「外交的地位に反する活動への関与やロシアのウクライナへの軍事侵攻を考慮して」とツイッターに投稿しています。

 エストニア外務省は「エストニアの安全を害し、ロシアの軍事侵攻を正当化するプロパガンダを拡散させたため」と声明で示しています。

 リトアニアは「ウクライナとの連帯を示すため」と説明しているということです。

 一方、ロシア外務省の報道官は自身のSNSで「根拠のないものであり、対抗措置を講じる」と反発しています。

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