ロシア最新鋭ミサイル“キンジャールで破壊”に米メディアが疑義「爆発が小さい」[2022/03/21 11:00]

 ロシアが新型ミサイル「キンジャール」でウクライナの軍事施設を攻撃したとする発表に、アメリカメディアが疑義を申し立てています。

 ロシア国防省は19日、ウクライナ西部にあるミサイル貯蔵施設を新型ミサイル「キンジャール」で破壊したと、映像とともに発表しました。

 この映像をアメリカの安全保障専門オンラインメディア「ザ・ウォー・ゾーン」が衛星写真と比較して分析したところ、撮影された場所はウクライナ東部の農村地帯の可能性があるということです。

 また、「ミサイル貯蔵施設が攻撃された割には爆発が小さい」として、ロシアの主張は定かではないと疑義を申し立てています。

 キンジャールは速度マッハ10、射程2000キロ以上の最新鋭ミサイルで、アメリカ軍でも迎撃は困難とされています。

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