停戦協議のさなか…ウクライナ南部に攻撃 12人死亡[2022/03/30 11:53]

 ロシアとウクライナの停戦協議に進展があったとされるなか、ウクライナ南部のミコライウでロシア軍による攻撃が続き、州庁舎が崩れ、これまでに12人が死亡、33人が負傷しました。

 ウクライナ南部のミコライウで29日、州庁舎の建物がロシア軍のミサイル攻撃を受けました。

 ビタリー・キム州知事が公開した動画には、ミサイルが建物を直撃し、大きな煙が上がる様子が映っています。

 州庁舎の建物は激しく損傷していて、ロイター通信はこれまでに12人が死亡、33人が負傷したと報じました。

 その29日にロシアはウクライナとトルコで停戦協議を行い、キエフなどに展開しているロシア軍の兵力を大幅に削減する方針を示しています。

 停戦協議のさなかでも、ロシア側が攻撃の手を緩めていないことを示した形です。

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