「日米友好の桜」米ワシントンで見ごろ 3年ぶりに祭り復活[2022/03/30 13:53]

 アメリカの首都ワシントンでは110年前に日本から送られた桜が見頃を迎えています。

 ワシントンの中心部を流れるポトマック川の周辺では、ソメイヨシノが見頃を迎えていて、29日は平日にもかかわらずマスクなしで花見を楽しむ市民や行楽客でにぎわっていました。

 ワシントンの桜は1912年に日米友好の証しとして日本からおよそ3000本が贈られたのがルーツで、今年で110周年を迎えます。

 新型コロナの感染拡大前にはおよそ160万人が訪れていたという「全米桜祭り」が、今年は3年ぶりに復活しました。

 4月には市内の大通りを山車やマーチングバンドが彩るパレードに加え、着物など伝統工芸品の展示やすしや焼き鳥といった日本食を楽しめるブースも設置される予定です。

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