中国・上海 ロックダウンでも感染拡大止まらず期限延長へ[2022/04/03 13:22]

 新型コロナの感染急増で、ほぼ全域がロックダウンされている中国・上海市で当初、期限としていた5日以降も封鎖が続けられることが分かりました。

 上海市当局の発表によりますと、2日の感染者は8226人で過去最多を更新しました。

 感染者数は、ロックダウンが始まった先月28日(4477人)から、ほぼ2倍に増加しています。

 市を東西に分けPCR検査を進めてきた上海市ですが、3日、改めてすべての市民に抗原検査を実施し、4日にはPCR検査を実施すると発表しました。

 地元メディアによりますと、政府が開発した感染者を管理するアプリで実際には「陽性」の患者に対し「陰性」と表示されるシステムトラブルも発生しています。

 全市民への新たな検査が追加されたことで、5日までの予定だった上海市のロックダウンは6日以降も広い範囲で継続される見通しです。

こちらも読まれています