マリウポリ「数日以内にも制圧」 南部で攻撃激化[2022/04/04 12:05]

 ウクライナ南部ではロシア軍の攻撃が激しさを増していて、オデーサの燃料貯蔵施設がミサイル攻撃を受けたほか、マリウポリはロシア軍が「数日以内にも制圧」との見通しも出ています。

 南部オデーサの市議会は3日朝、ロシア軍のミサイル攻撃で「重要なインフラ施設」が被害を受けたと明らかにしました。

 オデーサにはウクライナ海軍の港があり、標的になった可能性があります。

 ロシア国防省もオデーサの燃料貯蔵施設など3カ所を高精度ミサイルで攻撃したと発表しています。

 一方、マリウポリではロシア軍が街を包囲し、10万人以上の市民が先月から取り残されたままになっています。

 イギリスの情報当局はマリウポリの完全制圧を目指すロシア軍が中心部で激しい戦闘を続けていると分析しています。

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