ロックダウン続く上海“偽情報や噂”拡散で厳罰[2022/04/08 14:00]

 新型コロナの感染拡大でロックダウンが続く中国・上海市で、情報の管理を巡って当局が統制を強化する発表を行いました。

 上海市当局は8日、「市民から新型コロナの対策に関する噂や不正確な情報がSNSに公開され、拡散されている」とし、積極的に取り締まると発表しました。

 虚偽の情報や噂を拡散した場合、騒乱罪で処罰すると警告する一方、市民が偽情報を発見した場合は、当局が設置したSNSに通報するよう求めています。

 中国のSNSには食料不足を訴えたり、住民と管理者が衝突するトラブルの動画が多く投稿されています。

 上海市の8日の新規感染者数は2万2122人で、ロックダウン中にもかかわらず、過去最多を更新しました。

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