金総書記、党トップ就任10年式典 会場に巨大肖像画[2022/04/11 10:42]

 北朝鮮の金正恩総書記が党のトップに就任してから10年を記念する式典の様子を北朝鮮メディアが伝えました。

 金総書記が、2012年に朝鮮労働党のトップに就任してから11日で10年となりました。

 11日付の朝鮮労働党の機関紙は10日に開かれた記念式典の様子を一面で伝えました。

 会場には金総書記の巨大な肖像画が単独で掲げられています。

 党幹部らは軍事開発を推し進めた金総書記を「不世出の愛国者、平和の偉大な守護者」とたたえたということです。

 また、紙面では博物館に金総書記のコーナーが新設されることや、記念切手の発行も伝えられています。

 就任10年を大々的に祝うことで、「金正恩時代」への移行を印象付ける狙いがあるとみられます。

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