国際

2022年4月11日 23:28

北朝鮮がロシアの国連人権理事会資格停止を批判

2022年4月11日 23:28

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 ウクライナ侵攻を受け、ロシアが国連人権理事会から追放されたことについて北朝鮮の外相が「法律的妥当性がない」と非難したと、北朝鮮メディアが報じました。

 朝鮮中央通信によりますと、北朝鮮の李善権(リ・ソングォン)外相は11日、国連人権理事会でのロシアの資格停止について、「何の科学的根拠や法律的妥当性もなく、偏見的かつ一方的な政治目的を狙った不当な行為だ」と非難しました。

 国連総会は7日、賛成多数でこの決議を採択しましたが、北朝鮮は反対しています。

 李外相はまた、アメリカが「国家間の対決と不信を助長している」と批判し、「国連はアメリカが気に入らない国々にむやみに政治圧力を加えて威嚇する手段に二度と盗用されてはならない」と強調しました。

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