カンヌ映画祭に是枝監督作品 4年ぶり6回目の選出 日本人2年連続受賞なるか[2022/04/15 01:49]

 5月のカンヌ国際映画祭に是枝裕和監督の作品が出品されることが決まりました。

 世界三大映画祭の一つカンヌ映画祭は14日、今年のコンペティション部門に是枝監督が手掛けた韓国映画『ベイビー・ブローカー』を選出したと発表しました。

 この作品は子どもを育てられない人が匿名で赤ちゃんを預ける「ベイビー・ボックス」を巡る物語です。

 是枝監督の作品の選出は6回目で、「万引き家族」で最高賞パルムドールを受賞した2018年以来、4年ぶりです。

 是枝監督は「6回目だからといってうれしくないかと言ったらそんなことはありません」「皆が報われたとホッとしています」とコメントしています。

 カンヌ映画祭は5月17日に開幕します。

 また「ある視点」部門には早川千絵監督の作品選出も決まりました。

 カンヌ映画祭では去年、濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が脚本賞を取っています。

ベイビー・ブローカー
6月 TOHO シネマズ日比谷ほか全国ロードショー
(C) 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
配給 ギャガ

こちらも読まれています