中国 3隻目空母の進水、延期の可能性 上海ロックダウンで[2022/04/19 15:07]

 香港メディアは、上海でのロックダウンの長期化によって、今月予定されていた中国3隻目となる空母の進水が遅れる可能性があるとの関係者の見方を伝えました。

 香港のサウスチャイナ・モーニング・ポストは17日、「上海の感染拡大で、中国3隻目の空母計画が延期される」と報じました。

 関係者の話として、中国は海軍創設記念日の今月23日にも空母を進水させる計画だったものの、変更を余儀なくされたとしています。

 ロックダウンで重要な備品の調達が遅れたうえ、建造に携わるスタッフもコロナ対策に回されたためだということです。

 この空母は中国国産としては2隻目で、アメリカのシンクタンクCSIS(戦略国際問題研究所)は去年11月、「3カ月から6カ月以内に進水する」との分析を公表しています。

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