中国・新疆ウイグル政府が「労働者の権利保障」主張 少数民族の男性も同調 [2022/04/22 17:36]

 少数民族への強制労働が指摘されている中国・新疆ウイグル自治区の地元政府が会見し、「労働者の権利は保障されている」と改めて主張しました。

 新疆ウイグル自治区の地元政府は22日、オンラインで会見を開きました。

 そのなかで、立法機関の代表は「すべての民族は平等で、労働者の様々な権利は保障されている」と主張しました。

 また、石油会社で働く少数民族の男性は「待遇はとても良く休暇も十分に取れている」と話し、綿農場で働く男性も「機械化が進み作業は楽になった」と労働状況の改善をアピールしました。

 一方、来月にも行われる予定の国連人権高等弁務官による現地視察については、「具体的に決まっていない」と述べるにとどめました。

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