中国とロシアの間に初めて川をまたぐ鉄道の橋が完成し、式典が行われました。ウクライナへの侵攻でロシアが孤立を深めるなか、中国との関係強化が進んでいます。
中国メディアなどによりますと、アムール川をまたぎ、中国の黒竜江省とロシアのユダヤ自治州を結ぶ鉄道の橋が完成し、27日にロシア側で式典が行われました。
橋は長さ2.2キロに及び、2014年から工事が始まりました。
ロシア政府の幹部は「両国の経済発展に変化をもたらし、協力の新しい動力になる」と演説しました。
橋の完成で今後、年間2100万トンの貨物を輸送することが可能になるということです。
中国側は「中国とロシアを結ぶだけでなく、アジアとヨーロッパをつなぐチャンネルになる」としています。
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