中国 4月の景況感が悪化、2カ月連続50下回る 外出制限影響か[2022/04/30 19:15]

 中国の国家統計局は4月の製造業の景況感を示す指数が先月から2.1ポイント下落し、47.4になったと発表しました。上海など各地で続く外出制限の影響が広がっています。

 中国の国家統計局は30日、景況感を示す製造業PMI(購買担当者指数)が4月は47.4で先月から2.1ポイント悪化し、2カ月連続で好不況を判断する節目の50を下回りました。

 上海をはじめ、各地で全面的なロックダウンや部分的な封鎖が続き、工場の操業停止やサプライチェーンの寸断など企業活動が様々な制限を受けていることが要因とみられます。

 武漢で新型コロナウイルスの感染が爆発して各地に拡大した2020年2月以来の低い水準となっています。

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