南アでオミクロン変異「BA.4・BA.5」拡大 各国に広がる恐れ[2022/05/03 14:43]

 南アフリカではオミクロン株の変異型のBA.4とBA.5の感染が広がっています。アメリカでも確認されていて、今後、各国にも広がる恐れが懸念されています。

 ニューヨーク・タイムズによりますと、南アフリカでは1週間の新規感染者数が3倍となるなど再びオミクロン株による感染拡大が起きています。

 特にオミクロン株の新しい変異型「BA.4」と「BA.5」の感染が広がっていて、これまでの型より、免疫を回避する力が強いとみられています。

 ただ、今のところウイルスが肺に達する深刻な症状は少ないとみられ、重症化の危険が高いとはされていません。

 3月には、それぞれアメリカでも感染が確認されていますが、ワクチンの接種が進んだ国では大規模に感染が広がる可能性は高くないとみられています。

こちらも読まれています