中国軍が、東部山東省に朝鮮半島や日本を監視するレーダーを設置したと香港の有力紙が報じました。
香港のサウスチャイナ・モーニング・ポストは2日、朝鮮半島を望む山東省の山の上に「LPAR」と呼ばれる大型レーダーが設置されたと伝えました。
中国軍関係者が事実を認め、「北朝鮮や韓国、日本のミサイルの脅威を監視するために使う」と説明したとしています。
稼働の有無などは明らかにされていないということです。
朝鮮半島では、北朝鮮によるミサイル発射が相次ぎ、日本や韓国も様々な対応措置の強化を進めています。
中国軍には、こうした一連の動きや関連するアメリカ軍の動向などを監視する狙いがあるとみられます。
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