「ロシアの敗北は時間の問題」中国の元ウクライナ大使が指摘[2022/05/11 18:34]

 中国の元ウクライナ大使が、政府系のシンポジウムでウクライナ侵攻を巡り「ロシアの敗北は時間の問題だ」などと批判を展開しました。

 2005年から2007年までウクライナで大使を務めた高玉生氏は、北京で開催された政府系シンクタンクのシンポジウムに出席し、ウクライナ情勢に触れて「ロシアの敗北は時間の問題だ」と指摘しました。

 また、今後についても「プーチン大統領の下でのロシアの復興はあり得ない」との見方を示し「ロシアの衰退は各分野に現れている」と強調しました。

 ただ、ウクライナ侵攻を巡って習近平政権はロシア寄りの姿勢を取り続けていて、政府方針とは異なる高元大使の発言は中国のSNS上から次々と削除されています。

画像:「中国のSNSから」

こちらも読まれています