日本とEUが中国の海洋進出や台湾問題に懸念…中国「断固反対」と反発[2022/05/13 20:35]

 日本とEU(ヨーロッパ連合)の首脳協議で中国の強引な海洋進出や台湾問題などに懸念が示されたことについて、中国外務省は「断固反対する」と反発しました。

 中国外務省は13日の会見で「日本とEUは中国に汚名を着せ内政問題に干渉した」と述べ、「断固反対する」として厳正な申し入れを行ったことを明らかにしました。

 さらに、尖閣諸島について「古くから中国固有の領土だ」との主張を展開し、台湾や香港についても「外国勢力の干渉を許さない」としました。

 岸田総理大臣とEUのミシェル大統領らは12日の会談で、中国が海洋進出を強める東シナ海や南シナ海の情勢に「深刻な懸念」を示しました。

 また、台湾海峡についても平和と安定が重要との認識で一致していました。

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