上海市 ロックダウン全面解除「6月中旬から下旬目指す」 初めて“見通し”示す[2022/05/16 16:04]

 中国・上海市は新型コロナウイルスの感染対策として3月末から続けているロックダウンについて、6月中に解除する方針を発表しました。

 上海市当局は16日、市民への外出制限などを段階的に緩和し、6月中旬から下旬を目標にロックダウンの全面的な解除を目指すと発表しました。

 具体的には、新たな感染者が10日以上確認されていない地区を16日から徐々に解放し、22日からは公共交通機関も順次再開させるということです。

 当局によると、上海市の15日の感染者数はロックダウンが始まって以来初めて1000人を下回り、重点的に管理しているエリア以外では2日連続で感染が確認されませんでした。

 3月28日から始まった上海市のロックダウンは、50日が経過してようやく解除の見通しが示された形です。

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