北朝鮮で新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、中国で北朝鮮の駐在員らが医薬品を大量に購入していることが分かりました。
中朝貿易関係者などによりますと、北朝鮮と隣接する中国・遼寧省で北朝鮮の駐在員らが貿易業者などを通じて医薬品を大量に購入しているということです。
この動きは北朝鮮が今月12日に感染者の存在を初めて公表する前から始まっていたとしています。
解熱剤などの薬に加えて防護服や体温計などの物資も含まれていて、遼寧省や山東省の港を使って北朝鮮側に運ばれるとみられています。
一方、別の関係者は「輸送に時間もかかるし量的にも足りない。らちが明かない状況だ」と指摘しています。
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