アメリカ国務省は、ロシアによる軍事侵攻で閉鎖していたウクライナの首都キーウのアメリカ大使館を再開したと発表しました。
キーウのアメリカ大使館には18日、業務の再開に合わせて星条旗を掲げる職員の姿がありました。
ブリンケン国務長官は声明で、大使館の再開は「ウクライナの人々が我々の支援を受けて、ロシアの非道な侵攻から祖国を守った結果だ」と強調しました。
ロイター通信によりますと、少数の外交官が大使館に戻るものの、全面的な業務の再開にはまだ時間がかかるとの見通しを伝えています。
キーウのアメリカ大使館は、ロシアによる侵攻前の2月中旬以降、西部のリビウやポーランドに職員が退避したことでおよそ3カ月間、閉鎖に追い込まれていました。
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