バイデン大統領の日韓訪問を前に軍事挑発の兆候を見せる北朝鮮が、アメリカとの軍事訓練を行った韓国の新政権を批判しました。
北朝鮮の対外ウェブサイト「わが民族同士」で19日に発表された論評では、米韓の空軍・海軍が今月はじめから韓国で行っている合同訓練を「対決妄動だ」と非難しています。
また、訓練が韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の就任式前後で行われていることから、過去の大統領を引き合いに「尹一味だけが執権の第一歩を北侵戦争演習で踏み出した」と主張しています。
20日からのバイデン大統領訪問を控え、韓国の情報機関・国家情報院は北朝鮮がいつ核実験やミサイル発射を行ってもおかしくないとの見方を示しています。
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