「バイデン大統領のアジア訪問を注視」中国が警戒感[2022/05/19 19:59]

 アメリカのバイデン大統領が日本と韓国を歴訪することについて、中国外務省は中国を標的にした動きにならないよう釘を刺しました。

 中国外務省は19日の会見で「中国はバイデン大統領のアジアへの訪問を注視している」と強調しました。

 そのうえで「第三国を標的とせず、第三国の利益を損なってはならない」と述べ、中国を念頭にした包囲網の形成に警戒感を示しました。

 また、アメリカが立ち上げを主導し、日韓が参加する見通しのIPEF=インド太平洋経済枠組みについても、中国をターゲットにしないよう求めました。

 バイデン大統領は20日から日韓を訪問し、日米豪印4カ国の枠組み「クアッド」の首脳会合にも出席します。

こちらも読まれています