ポーランド大統領がウクライナ議会に赴き演説[2022/05/23 02:15]

 ポーランドのドゥダ大統領がウクライナの首都キーウにある議会で演説を行い、ウクライナだけが自国の未来を決定する権利があると述べました。

 スタンディングオベーションで迎えられるポーランドのドゥダ大統領。

 ウクライナ議会で直接演説した初めての外国首脳です。

 22日にキーウの議会で行った演説では、ウクライナだけが自国の将来を決定する権利があると強調しました。

 また、ウクライナは戦争に勝ち、困難を乗り越え、ロシアの侵略前よりもさらに美しく再建されるだろうとも述べました。

 この演説を受け、ウクライナのゼレンスキー大統領は「これは歴史的な機会であり、ロシアの侵攻によってこの強固な関係を失うことはない」とポーランドとの関係強化を改めて確認しました。

 ドゥダ大統領のウクライナ訪問は4月以来2度目で、今後、両国間で鉄道などのインフラ整備が進むとみられています。

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