金総書記が自ら棺を 北朝鮮軍重鎮の国葬[2022/05/23 08:16]

 北朝鮮メディアは22日に行われた軍の重鎮の国葬で金正恩総書記自らひつぎを担ぐ様子を写真付きで伝えました。

 23日付の朝鮮労働党の機関紙は国防省顧問で軍重鎮の玄哲海(ヒョン・チョルヘ)元帥の国葬が22日、平壌で行われたと伝えました。

 玄氏が金正恩総書記の教育係を務めたこともあり、葬儀では金総書記自らが棺を担いでいます。

 金総書記は「玄哲海という名は金正日総書記の尊名と共に永遠に記憶される」と功績をねぎらったということです。

 北朝鮮では新たに16万7650人の発熱が伝えられるなど新型コロナの感染拡大が続くなか、幹部の死を国葬で見送り、内部の結束を促す狙いがあるとみられています。

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