「今週で全て決まる」ウクライナ東部州知事が危機感[2022/05/26 12:00]

 ロシア軍が完全掌握を目指すウクライナ東部のルハンシク州では攻防の激しさが増していて、州知事は「週内ですべてが決まると思う」と危機感を強めています。

 ルハンシク州知事は25日、州内の95%がロシア側に占領されているとの認識を示しました。

 そして現在、物資を運ぶうえで要となる高速道路付近やウクライナ側が拠点とするセベロドネツクへの攻撃の激しさが増していると明らかにしています。

 そのうえで「週内ですべてが決まると思う」と攻防戦が正念場を迎えているとの見方を示しました。

 一方、プーチン大統領は25日、モスクワ市内の病院を訪れ、負傷したロシア兵を見舞いました。

 ウクライナへの侵攻を始めてから負傷兵を慰問する様子が公開されるのは初めてで、軍部に寄り添う姿勢をアピールする狙いがあるとみられます。

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