中国外相がサモア訪問 経済協力締結し安保も協議[2022/05/28 23:15]

 南太平洋を歴訪中の中国の王毅外相は3番目の訪問国のサモアで経済や技術協力に向けた文書を締結しました。フィアメ首相との会談では、安全保障もテーマとなりました。

 王毅外相は28日にサモアでフィアメ首相と会談し、経済や技術、文化などの協力文書に調印しました。

 中国外務省によりますと、王毅外相は協力関係が「第三国を対象にせず、排他的権利を求めず誰かと競争する意図もない」と主張し、理解を求めました。

 また、周辺国の懸念を意識したのか、オーストラリアやニュージーランドなどと意思疎通を強化するとしました。

 サモア政府によりますと、会談では太平洋地域の安全保障についても議論したということです。

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