北朝鮮の核実験実施やミサイル発射などへの警戒が高まるなか、北朝鮮では新型コロナの感染拡大が続いています。
30日付の朝鮮労働党の機関紙によりますと、北朝鮮で確認された28日午後6時から29日午後6時までの一日の新規発熱者数はおよそ10万710人で、新たな死者は1人でした。
その前の一日の発熱者数は8万9500人で、1万人余り増加しました。
先月末からの発熱者はおよそ355万人に上り、そのうち5%程度が今も治療中としています。
29日の報道では週末に行われた金正恩総書記も出席した会議で、状況は「全国的に改善されている」との評価が示されたとしています。
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