中国・地方都市で経済統計改ざん 関係者を大量処分[2022/05/30 17:14]
中国政府は経済に関する統計を改ざんしたとして、地方都市の共産党関係者ら100人以上を処分しました。
中国国家統計局は27日、河北省と河南省、貴州省の3省にある都市の党関係者ら126人について、経済統計を改ざんしたとして免職や降格の処分を行ったと発表しました。
工業生産や固定資産への投資などに関する統計について、目標に沿うように虚偽の資料を作るなどしたということです。
改ざんを巡っては、成長目標の達成に対する地方政府への強いプレシャーが影響しているとの見方もあります。
今回の摘発の公表には、統計の信頼性に向けた中国政府の対応をアピールする狙いもありそうです。