天安門事件から33年 台湾で追悼集会[2022/06/05 00:20]

 中国で民主化を求める学生らが武力で弾圧された天安門事件から33年を迎えた4日、台湾で追悼集会が開かれ、香港で撤去された「国恥の柱」のレプリカが披露されました。

 台北市内で行われた集会には香港の出身者らでつくる民主化団体など約500人が参加しました。

 集会では、かつて「香港の自由」を象徴するといわれ、国家安全維持法の施行後の去年12月に撤去された「国恥の柱」のレプリカが公開されました。

 主催者は「中国共産党の脅威のもと天安門事件の追悼は民主主義陣営にとって重要だ」と述べました。

 また、蔡英文総統は集会が行われた時間にSNSを更新し、「私たちは民主主義の価値を追求するために失われた貴重な命を忘れない」と訴えました。

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