北朝鮮が5日、弾道ミサイル8発を撃ち韓国軍とアメリカ軍が同じ数のミサイルを発射したことについて、中国外務省は「関係国が、自制を保つよう望む」と述べました。
北朝鮮は5日、平壌近郊などから短距離弾道ミサイル8発を日本海に向けて発射しました。
それに対し、韓国軍は6日午前、対抗措置としてアメリカ軍と共同で地対地ミサイル8発を発射したと発表しました。
一連の動きについて中国外務省は6日の会見で、「朝鮮半島問題の政治的な解決」が関係国の利益につながると従来の主張を繰り返しましたが、今年17回目となる北朝鮮の発射については、直接非難しませんでした。
また、「関係国が、自制を保つよう望む」として情勢を緊張させる行為をしないよう改めて呼び掛けました。
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