サル痘 世界29カ国1000人以上に拡大[2022/06/09 02:15]

 欧米を中心に感染が拡大しているサル痘の感染者がこれまで流行が見られなかった国にも拡大していることが分かりました。

 WHO(世界保健機関)、テドロス事務局長:「サル痘が非流行国に定着する恐れが現実のものとなっています」

 WHOのテドロス事務局長は8日、サル痘の感染者がこれまで感染が流行していない29カ国で1000人以上確認されていると明らかにしました。死者はいないということです。

 サル痘は感染すると発熱や頭痛などの症状や顔や体に発疹(ほっしん)が出るのが特徴です。

 WHOは、ワクチンについては数が限られているとして集団接種は推奨せず、医療従事者などを優先する考えを示しました。

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